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腎性高血圧を引き起こす高い血圧と総コレステロール値

高血圧には2つの種類があり、その原因が特定できるかどうかで分類されています。生活習慣病として知られるものは本態性高血圧に分類されるものであり特定の原因が見つけにくいものです。一方、原因となる疾患がある場合は二次性高血圧に分類されることになり、腎性、肺性などのものが知られています。二次性のもののうちでも腎性高血圧は腎臓が原因で起こるものであり、さらに腎実質性のものと腎血管性のものに分類されます。腎実質性の場合には腎臓の機能異常が原因となって血圧が高くなってしまっているものを示し、血圧が高くなることでさらに腎機能が低下するという悪循環を生みやすいのが特徴です。一方、腎血管性の場合は腎動脈が狭窄していることにより生じているものであり、外科的手術による治療が行われるのが一般的です。その原因として主とされているのが動脈硬化であり、これがもともと高血圧から引き起こされる場合もあります。つまり、生活習慣が原因として本態性とされていたものが腎機能の低下や動脈硬化を介して腎性高血圧に移行する可能性もあるということです。腎機能の低下や動脈硬化を促進するリスクファクターは高血圧だけではなく、総コレステロール値の高さも影響することが知られています。総コレステロール値も高く、血圧も高いという状況になってしまうとよりリスクが高まります。いずれも生活習慣が原因で高値をとることになりやすいため、生活習慣病が多くの人に恐れられる理由となっています。総コレステロール値と血圧とを上げないためにも、生活習慣を見なおして予防を行っていくことが大切であると同時に、定期的に検査を行って高血圧や脂質異常症となっていないかということを確認することが健康に生きていくためには重要なこととなっています。