寝不足気味の男性の写真

高血圧治療における看護師の影響力の高さ

日本では高血圧患者の数が多く、その治療を行っている人だけでも4000万人を越えています。その影響によって医療費の高騰が国家的な問題となっていることから、適切な治療を行っていくことが必要とされているのが現状です。高血圧治療において重要となるのが血圧の管理と生活習慣の改善であり、これらを同時に行っていくことによって合併症を招くことなく、血圧を正常域に戻していくことができると考えられています。高血圧は自覚症状があまり感じられていないことが多いことから、運動療法や食事療法によって治療をしていこうという気持ちをあまり患者が持てないことが多いというのが実態です。それどころか勝手に降圧剤を飲むのをやめてしまって血圧の管理がうまくいかないということもしばしば見られる状況です。そういった状況が続くと治療が長引いてしまうだけでなく、合併症を伴って医療費がさらにかかるようになっていってしまいます。そのような状況を招いてしまうかどうかというときに影響力が大きいのが看護師です。看護師による指導は医師による指導よりも患者の心に影響力が大きいことが多く、患者に疾病を理解させて合併症のリスクについてわかってもらうことができると患者が自分で自己管理をしようとする意識が高まるようになります。それができることによって食事療法や運動療法といった動きを促すことができるようになるのです。患者にとって医師は先生であって、反発心の高い患者の場合にはあまり素直に話を聞いてくれないという面があります。しかし、看護師はより身近な存在と感じてくれる患者が多いことから、高血圧治療においては重要な影響力を持つ存在として医療現場で活躍するのです。